葵祭

京都に来て15年目にして、初めて「葵祭」を見ました。

現在の葵祭は「御所~下賀茂神社~上賀茂神社」をパレード(?)のように通ります。自宅からも職場からも比較的近い場所を通るので、前から見てみたいと思っていましたが、毎年「5月15日」と日付が決まっており、平日に開催されることが多かったため、仕事の都合などでこれまで見に行ったことはありませんでした。

今年は5月15日は金曜日で、授業もない日だったので、見に行ってみました。

葵祭3

葵祭4

葵祭2

葵祭1

北大路通と上賀茂神社の入口で見ましたが、アスファルトの道路を歩いているところを見てもいまいちですね...どうせ見るのなら、京都御苑か上賀茂神社の中を歩いているところがよさそうです。

5月なのにすごく暑かったので、歩いていた参加者の人は大変だったと思います。https://www.kyoto-su.ac.jp/news/news-003020.html によると、斎王代のおみこしを担いでいたのは京産大の男子学生のようです。

Johnny ThundersのCD

「ジョニー・サンダース(Johnny Thunders、以下JT)」は、私の好きなミュージシャンの一人です。

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好きなので関連するCDをたくさん持っています。数えてみたところ、New York Dolls などJTが在籍していたバンドの作品も含めて、手元に31枚もありました。実家に置いてあるレコードまで含めれば、さらに多いはずです。

1973年にNew York Dollsでデビューし、1991年に亡くなるまで、JTの活動期間は18年ほどです。その期間に、私が持っているものだけでも30枚以上のCDがあると聞くと、「ずいぶん多作な人だったのだな」と思われるかもしれませんが、実際にはむしろ逆です。

31枚も持っているとはいっても、実はCDに収録されている曲は同じものばかりだからです。ベスト盤のように、全く同じ音源がそのまま入っている場合もありますし、ライブ盤の場合、同じ曲の別テイクの演奏が収録されていることも少なくありません。さらに、スタジオ録音でも別ミックス版として発売されることもよくあります。そうした事情から、同じ(ような)曲を収録したCDが何度も販売され、どのCDにどの曲のどのバージョンが入っているのか、非常にわかりにくい状況になっていました。

しかし、2020年に、JT関連のほぼすべてのCD情報をまとめたと思われる本が出版されました。以下の本です。

この本で確認すれば、まったく同じ曲が入っているCDをうっかり重複して買ってしまう、というミスはかなり防げると思います。

同じようなものが何度も発売されている例として有名なのが、JTが在籍していた The Heartbreakers の代表作のアルバム『L.A.M.F.』です。これには、少なくとも、以下の3つの版がありました。。

  • 1977年リリースのオリジナル版
  • 1984年リリースの『L.A.M.F. (Revisited)』
  • 1994年リリースの『L.A.M.F. The Lost ’77 Mixes』

JTは、オリジナル版の音、特にミックスに不満を持っていたようです。そのため、リミックスを施し、さらに一部の演奏も録り直した『L.A.M.F. (Revisited)』が制作されました。私はこの Revisited 版は持っていますが、オリジナル版は持っていません。オリジナル版も一度聴いてみたいと思っているのですが、どうやらすでにほとんど流通しておらず、入手はかなり難しいようです。ですから、「オリジナル版は音が悪い」という話はよく耳にするものの、実際にどのように悪いのか、私自身はよくわかっていません。

3つ目の『The Lost ’77 Mixes』は、あらためてミックスし直したうえで数曲を追加したもので、1994年に発売されました。こうした『L.A.M.F.』の各版の違いについても、先ほどの書籍で詳しく説明されています。

ただ、少し皮肉なこともありました。この書籍が出版された後になって、もともと失われたとされていたマスターテープが発見され、それをもとにした『L.A.M.F. The Found ’77 Masters』が2021年に発売されたからです。

「コンプリート・ワークス」という本が出た直後に、JTの作品の中でも最重要級ともいえる新たな版がリリースされたのですから、ちょっと皮肉な話です。

ここまでミックス違いの版についていろいろ書いてきましたが、実を言うと、私はミックスの違いにはそれほどこだわりがありません。今聴いている曲がどの版のものなのか、正直よくわからないことも多いので、『L.A.M.F.』も結局はどの版でもいいかな、という気もしています。

とはいえ、今は先ほどの本を買ったおかげで、どのCDにどの曲のどのバージョンが収録されているのかを確認できます。しかし、昔はそんなことはほとんどわかりませんでした。そのため、似たようなCDを何度も買ってしまい、買ってみたら実は前に買ったものとほとんど同じ内容だった、ということがよくありました。

JTは亡くなってからもう30年以上たつのに、いまだに「新しい」と銘打ったCDが発売されます。さすがに少しやりすぎではないかという気もします。ただ、日本のミュージシャンではこうしたことはあまりないので、海外ミュージシャンのように、多少似たような内容でもどんどん出してくれたらいいのにと思います。

Johnny Thundersのカバー曲

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↑のCD。Johnny Thunders(あるいは彼が在籍していたバンド)がカバーした曲の原曲を集めたCDです。最近はこれをよく聴いています。

こういう企画については、「カバー版と原曲ではどちらがいいか」という話になりますねが、このCDに関しては、原曲の方がいいと思う曲が多いように感じました。

もともとJohnny Thundersの『Copy Cats』は持っていました。これは他人の曲のカバーだけを集めたアルバムですが、私はあまり好きではありませんでした。しかし、このCDで原曲を聴いてみると、「これはいいな」と思える曲がかなり多かったです。特にいいと思ったのは次の曲です。

  • “Give Him a Great Big Kiss” by The Shangri-Las
  • “Love Is Strange” by Mickey & Sylvia
  • “Treat Her Right” by Roy Head
  • “Let Me Entertain You” by Natalie Wood
  • “I’m Not Your Stepping Stone” by Paul Revere & the Raiders
  • “These Boots Are Made for Walkin’” by Nancy Sinatra
  • “Que Sera, Sera” by Doris Day

もっとも、カバー版の方がいいと思う曲もあります。たとえば “Pipeline” はその一つです。原曲はいわゆるベンチャーズ風の「テケテケ・サウンド」ですが、Johnny Thundersたちのカバーでは歪んだギターで演奏されていて、雰囲気ががらりと変わっています。

また、New York Dollsがカバーしている “Courageous Cat Theme” も、私はカバー版の方が好きです。ただ、なぜかその原曲はこのアルバムには収録されていません。

このCDを聴くと、New York Dolls や The Heartbreakers の楽曲とはかなり雰囲気の異なる曲が多いですが、Johnnyが子どもの頃に好きだった曲なのでしょうか?

The Rolling Stonesにも、これとよく似た趣旨のCDが2枚(↓のCD)あり、私はこちらも持っています。そちらについても、やはり「カバーより原曲の方がいい」と感じるものが多いです。なぜでしょうかね?

artist.cdjournal.com

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『Harry The Best 谷間の火狗』

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↑のCDを買いました。Harry(村越弘明)がソロになってからのベスト盤です。

ソロ名義のベスト盤としては、2014年にリリースされた「HARRY THE BEST "STILL CRAZY"」もありますが、あちらは全ての曲を新たに録音しなおした(新録した)ものでしたが、今回の「谷間の火狗」はオリジナルでリリースされた音源をそのまま収録しています。リマスタリングしていると書かれていますが、私の耳ではオリジナルとの違いがよくわかりません...

私はオリジナルの曲が収録されたCDを全部持っていますから、リマスタリングで音が結構変わってくれたり、「STILL CRAZY」のように新録してくれたほうが、うれしいのですが、今回は基本的にオリジナルの音源をそのままという感じです。初めて聞く人や、これまでのCDを持っていないという人には、今回のものがいいと思います(これまでリリースされた多くのCDは廃盤になっているようですので)。3枚組なので収録曲は36曲と多いですし。

アルバム『狼煙』からの曲がいくつか収録されていますが、個人的にはオリジナルの『狼煙』ではなくて、『狼煙 -Base Dub-』のバージョンがおすすめです。知っている人には説明するまでもないのですが、『狼煙』に収録されている曲はギターとドラムだけで演奏されていて、ベースがはいっていないです(ギターとドラムの二人編成)。これは、Harryが『狼煙』にはベースは必要ないと思ったからのようです。ただ、後からベースを追加で重ねたものもリリースされました。それが『狼煙 -Base Dub-』です。どっちがいいかはそれぞれの趣味によると思いますが、私はやっぱりベースがはいっている方が好きです。

ベースを入れていないアルバムを出して、その後にベースを追加したバージョンのアルバムを出すって、他に聞いたことがないですが、あるんでしょうかね?2つのバージョンが聴けて、こういうものいいなあと思います。

収録されている曲は全部持っているので、私にとってはむしろ同封されていたブックレットがおもしろかったです。昔の写真などが載っています。その中には、昔、Harryが乗っていたと思われる車の写真もいくつかあります。見たことがない車で、名前もわかりませんでしたが、ちょうど↓のラジオでこの車のことを話していて、黃色い車はトヨタの「パブリカ」、青い車フォルクスワーゲンの「カルマンギア」だそうです。 古い車が好きみたいですね。

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このラジオ番組、Harryをゲストに呼んで、1時間×2回でいろいろ話を聞いています。生い立ちのことや絵画やクラシック音楽のなどのことも話しています。結構、おもしろかったです。

ブックレットには、Zemaitisの5弦ギターの写真も載っています。これでしょうか?ライブで利用しているのは見たことがないのですが、今でも持っているんですかね。5弦専用のギターってありそうなものですが、今まで見たことなかったです。

The WhoのTommy

私の好きなバンドの一つにThe Whoがあります。

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そのThe Whoのアルバムの中でも特に「Tommy」が好きです。このTommyはアルバム全体が一つの物語の形式になっているので、ロック・オペラというような呼ばれ方をしています。といっても、別にオペラになっているからいいというわけではなく、一曲一曲がいい曲という意味で、いいアルバムだなあと思います。

最初は普通のスタジオアルバムとしてリリースされましたが、その後、それから派生するいろいろなものがリリースされました。派生したものを含めると、Tommyは様々なバージョンがありますが、大ざっぱに分けると次のようになります。

  1. The WhoによるオリジナルのTommy のアルバム
  2. The WhoによるライブでのTommyの演奏
  3. The Who + ゲストによるライブでのTommyの演奏
  4. 映画のTommyとそのサウンドトラック
  5. ミュージカルのTommy
  6. オーケストラの演奏によるTommy

その1:オリジナル・アルバム

これが最初にリリースされたオリジナルの「Tommy」です。スタジオ録音で、歌はThe Whoのメンバーによります。演奏も基本的にはメンバーですが、キーボードやホーンなども多用された曲が多いです。

その2:The Whoによるライブ

これはライブでの4人の演奏によるTommyです。Tommyをリリースした後のライブツアーではTommyを全曲演奏することがおこなわれていたようです。この有名なものとしては、「Live at Leeds」や「Woodstock Festival」でのTommy全曲の演奏があります。ライブなので、歌、演奏は基本的に4人だけで、オリジナルに入っていたホーンやキーボードはありません。

その3:The Who+ゲストによるライブ

これはThe Whoの4人(Keithが死んだあとは3人)に加え、ゲスト・ミュージシャンも参加したライブです。これには、例えば「The Who Tommy Live with Special Guests - 1989」があります。これは1989年にLos AngelesのUniversal Amphitheatreでおこなわれた、Tommyを演奏するライブで、ゲストとしてPhil Collins、Billy Idol、Elton John、Steve Winwoodなどが参加しています。The Whoのメンバー以外に、キーボード、パーカッション、コーラスなども入っています。

その4:映画版

Tommyは元々オペラ(ぽいの)ですが、実際にオペラとして映画化されました。そのサウンドトラックが4です。オリジナルに曲が追加されています。また、オリジナルの曲がかなりアレンジされています。オリジナルではThe Whoのメンバーが歌っていましたが、サウンドトラックでは俳優が歌っているものが多いです(オペラなので、俳優が映画でも歌っています)。ただし、俳優といってもミュージシャンも起用されています。Elton John、Eric Clapton、Tina Turnerなどです。

その5:ミュージカル版

これは「Tommy」をミュージカル化したものですが、私は見たことがないので、よくわかりません。もともとはブロードウェイで上演されたようですが、一度、日本にも来ました(2006年頃かな?)。Tommyのファンとしては見てみたかったのですが、都合がつかず見にいけませんでした。映像化でもされれば見てみたいのですが、今のところ映像化もされていないようです。

その6:オーケストラによる演奏

これはTommyの曲をオーケストラで演奏しているものです。これには、例えば、1972年の「Tommy as performed by London Symphony Orchestra and English Chamber Choir with Guest Soloists」がありあす。これはオーケストラの演奏といっても歌も入っています。しかも、その歌はThe Whoのメンバーだけではなく、他の有名なミュージシャンが歌っているものもあります。例えば、Steve Winwood、Rod Stewart、Ringo Starrが参加しています。

また、同様のものとして、2019年の「Who's "Tommy" Orchestral」があります。これはRodgerだけで、Peteは参加していません。ライブです。これも歌も入っています。

まとめ

以上のように、様々なバージョンがあるので、楽しみかたもいろいろあります。個人的にはやはり1番目のオリジナルのTommyと2番目のLiveでのTommyが特に好きですが、他のもそれなりに好きです。例えば、3番目のゲストを入れた「The Who Tommy Live with Special Guests - 1989」というライブでは、Steve Winwoodが「Eyesight to the Blind(The Hawker) 」をギターを弾きながら演奏していますが、それなんか結構好きです(ただ、これはSonny Boy Williamson IIが作った曲ですが)。

もっと詳しいことはWikipediaの

になどのページ書いてありますので、そちらをどうぞ。

最後にですが、Tommyについてずっと前から疑問に思っていることが一つあります。それはTommyの中でも私が特に好きな曲「We're Not Gonna Take It」に「俺達はしないよ」というわけのわからない邦題がつけられてしまっていることです。なんでこんな意味不明な邦題をつけたんでしょうか...


『村越弘明 詩・写真集 真夜中の太陽』

もう発売されてから少し時間が経ってしまいましたが、↓の本を読みました。

この本は本来、詩集(歌詞集)として作られたものだと思うのですが、インタビューや本人によるアルバムの解説なども含まれています。

スライダーズのメンバーだった頃には長めのインタビューも多くありましたが、ソロになってからとしては、これが初めての長いインタビューのようです。

これまでのインタビューでは語られてこなかったようなことも取り上げられていて、たとえば、

  • スライダーズが活動休止に至った経緯や、その期間中にどのように過ごしていたか
  • ソロになってからの活動、とくにアルバム『狼煙』で曲の雰囲気が大きく変わった頃の話

などが語られています。

スライダーズ時代からのファンの方なら、すでに読まれている方も多いかもしれませんが、Harryがこれまで話してこなかったような内容が多く含まれていて、おもしろいです。個人的にもおすすめです。

自分で読んでもらえばいいとは思いますが、私が読んで特に印象に残ったことを二つだけ書いておきます。

Harry は曲作りにおいて「新規性」にものすごくこだわっている

インタビューの部分でも、アルバムの解説文でも、「同じような曲をつくっても...」、「同じようなことをやりたくない」、「同じものをつくってもしょうがない」、「こんな曲じゃ駄目じゃない?」、「曲を刷新しないと駄目なんじゃないか?」、「いままでつくってきたような曲にはない、新機軸がないと...」というように、同じような曲はつくりたくないという気持ちを表す発言が繰り返し出てきます。とにかく、一度作ったような曲と似たような曲はつくりたくないという、強いこだわりを感じます。

このこだわりのせいで、実際曲が作れなくなってしまい、『Nasty Children』のリリース後に長期の活動休止に入ることになってしまったようです。聞く側からすると、同じような曲でもつくってくれればうれしいと思いますが...それは本当にイヤみたいです。


18歳のときにテレビでみたストーンズのパリ公演でオープンチューニングを知る

1977年放映のNHK「ヤング・ミュージック・ショー」 のようです。時期的には『Love You Live』の頃と重なりますが、『Live You Live』に収録されたライブとはちょっと異なるようです(?)。おそらくこれのようです。

これを見て、キースがオープン・チューニングのギターを弾いているのに気づき、それからオープン・チューニングにはまったそうです。


歌詞集の部分についていうと、全部の曲の歌詞が収録されているわけではないです。 ソロになってからの曲で私が特に好きな「徒花」と「無頼白痴」(どちらも『狼煙』に収録)のうち、「無頼白痴」は残念ながら収録されていませんでした。

Harry(村越弘明)のピックの持ち方

昨日(3月6日)からThe Street Slidersのツアーが始まりましたね。私も行きたいのですが、都合がつかず行けません...

ところで、↓の「HARRY MESSAGE」でHarryが自分のピックの持ち方について話しています。

www.harry-station.com

子供の頃に右手の人差し指の腱を切ってしまったことが原因で、右手の人差し指の第二関節から先が曲げられなくなってしまっているので、ピックを中指と親指で持つようになったと話しています。

ギターを弾く人はピックを主に「人差し指」と「親指」で持っていると思います。これはやっぱり、それの方が「ピックの細かいコントロールがしやすい」、「ピックを速く動かしやすい」からだと思います。まあ、要するに「中指+親指を使うよりも人差し指+親指を使った方が弾きやすい」ということです。

Harryは人差し指が使えないので、仕方なく中指を使うようになったのだと思いますが、私はこの持ち方になったことでHarry独特のギターのフレーズができるようになったんじゃないかと思います。あまり速弾きせずに、ゆっくりしたフレーズを弾くことが多いところだとか。もしそうだとすると、不幸中の幸いというか、怪我の功名ですね。私は普段は普通に人差し指でピックを持ちますが、たまにHarryのまねをして中指で持ったりしてみますが、慣れないと中指を使うの難しいですね。

同じメッセージの中でGibsonのファイアーバードというギターのことにもふれています。

ファイアーバードとは↓のGibsonのページで紹介されているギターのことです(普通は「ファイヤーバード」と表記することが多いのですが、Gibsonのページでは「ファイアーバード」と表記されています)。

gibson.jp

このファイアーバードというギターの大きな特徵の一つは「スルーネック」という構造ですが、もう一つはボティの形がそれまでのよくある普通のギターとは逆の形になっている点です。それまでの普通のギターとは「Fenderストラトキャスター」のようなギターのことで、↓のページに揭載されているようなギターです。

ja.wikipedia.org

この普通のタイプのギターではクワガタのはさみのようにボディに二つのとんがりがありますが、ギターを抱えたときに上側になる側のとんがりが長くなっています。それに対し、ファイアーバードは下側になる側がよりとんがっている形になっていて、通常とは逆の形になっています(というか、正確にはファイアーバードでは上側にはとんがりがないですが)。

ファイアーバードは発売された当初はこの形だったのですが、あまり売れなかったようで、その後、形が変更されました。それが以下のページのものです。

gibson.jp

普通の逆の形にしたのがよくなかったと考えたのか、普通のギターと同様に上側がとんがっている形に変更されました。

この後から出たファイアーバードのことを「ノンリバース ファイアーバード」といいます。元々の形が「普通とは逆(リバース)」であったのを、反対にしたということで「リバースではない」→「ノンリバース」という名前にしたようです。元々のタイプと区別するためにそういう表記を付けたのでしょうが、「ノンリバースの形(逆じゃない形)」というのは、要するに「普通の形」のことであって、「普通の形」のことをわざわざ「ノンリバース」という言い方で呼ぶのはなんだか変な気がしますが...

Harryがメッセージで話しているのはこちらの「ノンリバース」のファイアーバードです。Harryは普通の(リバースタイプの)ファイアーバードも持っているみたいですが、よく使うのはこちらのノンリバースタイプのようです。